疲れは蓄積していくとさまざまな症状を引き起こします。しかし、疲れに気付いていなくて溜め込んでしまい、病院に通うようになるほどに厳しい状況に陥っている人も少なくありません。疲れの初期症状としてどのようなものがあるかを知り、早めに気付いて自分で対処できるようになるのが大切です。
疲れの初期症状としては集中力や気力の低下が起こるのが典型例です。何かをやろうと思っているのに気力が湧いてこなくて後回しにしてしまうというケースもあれば、頑張って始めてみたけれどパフォーマンスが上がらずに苦しい思いをすることもあります。
また、手足などの身体の重さを感じるのも疲れの症状として一般的です。肉体疲労ともよく言われているので、体の疲れについては実感して休もうと考える人が多くなっています。ただ、やるべきことがあったり、目の前のことにモチベーションが上がっていたりすると、身体が重くなっているのに気付かないこともあるので注意が必要です。
また、気力とも深い関係がありますが、面倒だという気持ちも起こりやすくなるのも疲れの初期症状です。やりたいなという気持ちがあっても面倒だからやめておこうと思うようであれば疲れが溜まっていると考えた方が良いでしょう。趣味が面倒だからやめようと思うようになった頃にはかなり疲れが溜まっています。どんなことでも先延ばしにしようと考えるようになったら、疲れの症状が出てきていると認識して対処するのが大切です。
疲れがどんどん溜まっていくと、不眠や過眠などの睡眠障害が出ることもあります。睡眠は人間が正常に生きていく上で欠かせないことです。上手く寝れずに気が狂ってしまう人もいます。寝れない人や夜にちゃんと寝ているのに日中も眠くなる人、寝ても疲れが取れない人は病院に行くことも考えたほうが良いでしょう。